小国町森林組合

250年続く林業地として
そのブランドを絶やさず次世代に

小国町森林組合は、阿蘇小国の森を守り育てる林業家の協同組合です。森を育み、地域の水と空気、そして大地を守りながら、木材を生産する「林業」という産業に携わっています。
事業内容は多岐に渡り、組合員である森林所有者と相談しながら作る森林経営プランを元に、苗木を植えて森をつくる育成管理、大きく育った樹木の伐採ならびに市場での販売、原木丸太を建材や木製品などに加工しての販売、森林の管理や相続に必要な境界を確定する地籍調査など、山や森にまつわるあらゆる業務に携わります。
小国町森林組合では、九州が誇るブランド材・小国杉を産出し、この阿蘇という恵まれた環境を次世代につなぐため、自然の中で共に働く仲間を募集しています。

仕事内容

市場整理係(現業職員) 1名
原木市場に集積する丸太をフォークリフトを使って整理する業務です。様々な性質の丸太を、長さや直径、色味や曲がりごとにランク分けし、月に2回開催される共販市場で業者が買い付けやすいように揃えます。
小国町中心部にある若宮共販所(原木市場)での勤務が主となります。
・経験は不問、採用と共にフォークリフト運転技能講習に参加の上、免許を取得頂きます。
・年齢は原則不問、45歳以下を歓迎

 

 

 

 

 

保育林産係(現業職員) 若干名
小国エリアの人工林(約7,800ha)に育つ、小国杉等の伐採に関わる現場業務です。3班に分かれ、立木の伐倒から搬出までの一連の作業をチェーンソーや高性能林業機械などを使って実施します。昼食や休憩も含め、1日の殆どを山林の中で過ごします。イメージはこちらの動画をご覧ください。
・経験は不問、初心者に向けた3年間の「緑の雇用研修制度」があり、技術を身につけながら安心して働くことができます。
・年齢は原則不問、後継者育成のため40歳以下を歓迎

 

 

 

 

一般事務職 若干名
小国エリアの森林所有者と共に健やかな森づくりを継続していくための、現場に出向いての山林調査、出荷されてきた原木の検収・販売、それらに伴う書類の作成など、林業に関わる一般事務全般を担当します。事務所でのデスクワークを中心に、町内山林や原木市場を行き来しながら業務を行います。
・経験は不問、パソコン(エクセル、ワード、メールなど)や調査機器などの簡単な基本操作を習得頂きます。
・年齢は原則不問、後継者育成のため35歳以下を歓迎

募集内容

雇用形態:正職員
勤 務 地:小国町内
勤務時間:8:00~17:00(部署により7:30集合)、昼休憩12:00~13:00
必要資格:普通自動車免許 ※AT限定不可
採用試験:現業職員は面接のみ、一般事務は筆記試験と面接(日程は応相談)
採用時期:決定後即採用 試用期間3ヶ月間以内
・事前の職場見学や職場体験として、日当支給でのトライアル雇用(1泊2日)の受入れも可能です。ご希望の方はお問い合わせください。

労働条件

給  与:月給制 初任給(基本給)140,000円/155,000円 定期賞与年2回 定期昇給年1回
手  当:扶養手当、住宅手当(2万円上限の半額)、通勤手当(5km以上)、残業手当(実質残業は殆どなし)
休  日:日曜、祭日、夏季休暇、年末休暇、有給休暇、特別休暇 ※現業職員は年間変形労働制(労働日数272日)
各種制度:福利厚生、社会保険、雇用保険、厚生年金、退職金制度

応募要項・問合先

[職員募集ページ]
履歴書を下記担当まで郵送またはご持参ください。
先着順に面接を行い、定員達し次第〆切となります。

〒869-2501 熊本県阿蘇郡小国町宮原1802-1
小国町森林組合 総務課
担当:穴井
TEL:0967-46-2411 (土日祝除く8:00-17:00営業)
HP:http://ogunisugi.com
お問い合わせフォームからのご連絡もお待ちしています。

職場環境

林業というと特殊な産業のようにみえますが、仕事の流れはとてもシンプル。スタッフは、クライアントでもある株主(山主)の要望に応じて財産を調査(地籍調査やモニタリング)し、管理プランを提案(木の管理や伐採)します。その財産から出た商材(原木丸太)を厳選することでより高く販売(共販市場を開催)し、株主に利益を多く還元できるよう努めます。そこで得た手数料で、別事業部では自社製品(建材や木製品、アロマオイル等)を企画開発し、小国杉の販促やブランディングなどを行います。現場ごとの特殊性、専門性は高いですが、流れは通常の会社員と変わらず、多くのスタッフが初心者から学んでいます。
若手Forester増加中!2021年度【林業担い手】募集スタート@阿蘇|マイナビ農業(mynavi.jp)

職員の構成

年齢層は20代から50代まで幅広く、地域に精通した地元出身者だけでなく町外からの移住者も増えています。現場職員、事務職員ともに、林業の知識はなく初心者からスタートした職員が殆どです。中途採用者も多く、料理人、ホテル勤務、特殊伐採作業者、半導体関係など様々な社会を経験してきた人材が揃っています。転職理由は「Uターンしたかった」「引っ越してきて仕事を探していた」「小国町に惹かれた」「自然の中で働きたかった」「林業に関心があった」など様々です。
現場作業が多いため男性職員の比率が高めですが、女性職員の発言力がどうやら大きいという評判です。


社風

朝は8:00スタートと早めですが、夕方はほぼ定時に退勤できるため、規則正しい生活を送りやすい職場です。退勤後は社会人サークルに参加、部活のコーチを務める、子どもの習い事の送迎、温泉を楽しむなど、それぞれが自分の時間を充実させています。子育て中など家族のケアが必要な職員も多く、家庭の都合や地域行事の参加などにも理解があり、有給休暇や時間休などの制度が活用しやすい環境が育まれています。
職員の体調や家庭の状況を尊重し、欠員時もお互いにサポートできるよう、各課のバランスをみて体制が構築されています。働く職員が仕事も自身の生活もどちらも大切にしていけるよう、新しい制度にも柔軟に応じています。